どんなきっかけで、臼杵で電気を売りはじめたの?

うすきエネルギーの小川です。

ブログ第一発目の記事になります。
まず、うすきエネルギーが、いつ・どういったきっかけで臼杵で電気を売りはじめたのかをお伝えしたいと思います。

2016年10月のうすきエネルギー設立のちょうど1年前の2015年10月に臼杵市の「バイオマス産業都市構想」を策定・申請し、国に認定されました。
この構想は、臼杵市の山・川・海の豊かな資源を活用して、家庭・製造業などとも連携した形で地域内の循環型社会を目指すものです。構想の中に、今後の具体的な取り組みの1つとして地域の中で新しく生まれたエネルギー(電気)を地域の中で循環されていくために「新電力(地域PPS)事業」を事業化に向けて検討していくこととなっていました。
※バイオマス産業都市構想とは : バイオマス産業都市構想の取り組み(農林水産省)

この構想の方向性に合致した取り組みとして、民間主導で生まれた会社が、「うすきエネルギー」になります。
地域で生まれた電気を地域の皆様へというコンセプトで、市役所とも連携・協力しながら、事業を行っています。
庁舎や小中学校、公民館などを中心に臼杵市役所の施設だけではなく、地域の中のたくさんの製造業・飲食店などの事業者さんやご家庭に、臼杵地域で生まれた電気を含んだ電気をお届けしています。

設立当初は、ワタミGのワタミエナジー株式会社の100%子会社でしたが、2022年4月に地域の民間企業・個人に株式の譲渡を行い、更に地域に根差した会社に変わっていきます。

エネルギーを通した地域循環は、脱炭素や再生可能エネルギー拡大の動きとも連動して、更に重要になってきます。
ユネスコ 食文化創造都市に認定され「食」を軸にした地域の中での循環に力を入れている市の取り組みとも連携しながら、取り組んでいきたいと考えています。

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